集中できる自習環境の特徴5選!

勉強中の集中力が、なかなか持続しない……そんなふうにお悩みの方はいらっしゃいますか? 大学生はもちろんのこと、ビジネスパーソンも資格試験などの勉強をしなければいけないときがありますよね。

勉強の集中力が続かないのは、もしかしたら「環境」のせいかもしれませんよ。今回は、勉強の集中力がアップしやすい環境の特徴を5つご紹介します。

特徴1:ちょうどよい音が聞こえる

適度な雑音

勉強の集中力は、適度な雑音がする環境でアップしやすいようです。環境音に関する米国の研究では、図書館などの静かな環境(50デシベル程度)よりも、カフェなどの少し雑音を感じる環境(70デシベル程度)のほうが、作業効率や生産性を上げるとされています。

勉強する際、はっきり聞き取れない程度の音量でラジオを流してみるのはいかがでしょう? 自宅でいつでも好みの雑音環境を作り出すことができますよ。特に、クラシック音楽を流すチャンネルがおすすめです。

「f分の1ゆらぎ」がある音

「f分の1ゆらぎ」とは、小川のせせらぎや鳥のさえずり、電車の車輪の音、雨音、ピアノやヴァイオリンの音といった、自然界に存在する、規則性と不規則性が心地よく調和したリズムのこと。人を癒しリラックスさせることで集中力を高めてくれるそうです。「f分の1ゆらぎ」はクラシック音楽に含まれていることが多いのだとか。心地よく癒されながら勉強に集中です!

特徴2:空気が心地よい

二酸化炭素濃度が低い

勉強における集中力は、部屋の空気と関係しています。ハーバード大学公衆衛生大学院のジョゼフ・G・ アレン助教授らは、「よりよい空気を吸うと、意思決定パフォーマンスが著しく改善する」ことを明らかにしました。換気率の優れた建物で働く人ほど、認知機能テストで高得点を取る傾向があったのだそう。米国のローレンス・バークレー国立研究所とニューヨーク市立大学による共同研究でも、二酸化炭素濃度が低いと意思決定パフォーマンスが高くなることがわかりました。窓を少し開けて換気扇を回し、部屋全体の換気率をよくしましょう

温度がほんの少し低い

一般社団法人日本記憶能力育成協会・代表理事兼会長の池田義博氏によれば、記憶力アップのためには環境の温度は低めがよいとのこと。しかし、冷えすぎると集中力低下の要因になってしまうのだとか。勉強の際には、体感でほんの少しだけ低めの温度になるよう、室温を調節してみては? 集中力を保ちながら勉強できるかもしれません。

特徴3:片づいている

適度に片づいた部屋

勉強への集中力をアップさせるには、やはり部屋の片づけは無視できなさそう。米プリンストン大学のサビーネ・カストナー教授(神経科学・心理学)によると、人間の脳は視界の情報を処理し、専念するべき対象以外の要素を排除するそうです。しかし、目の前のモノが多すぎると脳が処理しきれなくなり、専念すべき対象に集中できなくなるのだとか。

とはいえ、片づきすぎていても逆効果の様子。あまりにも完璧に整理整頓されていると、刺激がなさすぎて脳の情報処理能力が正常に機能できなくなるのだそう。つまり、適度な雑音があると集中できるのと似ていて、ほどよく雑多な部分を残す程度に片づいた部屋のほうが、勉強への集中力が保たれやすいわけです。

必要なものをすぐ取り出せる

世界でもトップクラスの企業とされるトヨタ自動車の整理整頓術「トヨタ式」では、きれいにすることではなく、「不要なモノを処分し、ほしいモノがいつでも取り出せること」を徹底しています。モノを探す時間が減るだけでなく、探しもので脳を疲れさせないのもメリットです。資料や文房具をいちいち探すことなく、すっと出すことができれば、勉強の集中力が途切れることもなさそうですね。

特徴4:適度に明るい

勉強に適切な光の色を採用する

勉強への集中力をアップさせるには、照明の選び方も大事です。読書や勉強の際、文字を読むのに一番適しているのは6,200ケルビン(※)の「昼光色」とのこと(色の温度を表す単位。数値が低いと暖色、高いと寒色にあたる)。昼光色とは、曇り空のような、青白く涼しげな光の明るさです。

夜に勉強するときは、照明を昼光色にしましょう。ただし、リラックスには適さない明るさなので、昼光色にしかならない照明より、光の色を切り替えられる照明を用意しておくのがおすすめです。

天井の照明とデスクライトの両方を使う

勉強への集中力をアップさせるには、天井の照明だけでなく、デスクライトもオンにしましょう。デスクライトをつけると手元の文字が読みやすくなる一方、手もとだけが明るくても、目が疲れてしまうからです。なお、手元の明るさと部屋全体の明るさの比率は3:1が望ましいそうですよ。

ムラなく明るい照明を選ぶ

勉強における集中力がアップする照明とは、ムラなく明るい照明のことです。明るさにムラがあると、目が疲れやすくなってしまうからです。

そのため、照明を買うときは、ムラの少ないものを選びましょう。その際の目安は「均斉度」。均斉度が高い照明ほど、明るいところと暗いところの差が少なく、範囲をすみずみまで照らしてくれますよ。細かいことですが、勉強への集中力を徹底して追求したいのであれば、留意してみてください。

特徴5:悪天候

勉強への集中力がアップしやすい環境とは、意外にも悪天候のようです。ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)の研究チームは、気分が記憶にどのような影響を与えるか実験を行いました。その結果、晴天のときよりも悪天候のとき、被験者の記憶力が高まったそうです。

悪天候だと気分が暗くなり、周囲への注意力が高まる。反対に、良い天気で気分が高まると、注意力が低下して物忘れしやすくなるのだとか。天気が悪くて憂うつになりそうなときは、「集中力が高まるぞ!」と気持ちを切り替え、勉強を始頑張ってはいかがでしょうか。

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勉強や作業の集中力が高まる環境の特徴を5つ紹介しました。ひとつでも取り入れてみて、効率よく作業しましょう!

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